現在、WordPressとkintone のお仕事をメインにしているのですが、クライアントさんからの要望で、kintoneの情報を一部WEBに公開したいという依頼が多くあります。
例えば、kintoneで管理しているセミナーやイベント情報をWEBに公開したい、自団体の支援者や会員一覧をWEBに公開したいなど。
要はkintoneを更新したらWEBの情報も連動して更新して欲しいという要望です。
ってことでkintoneを更新したら、WordPressのデータが書き換わるプラグインを作成しました。
kintone domain : {subdomain}.cybozu.com
API Token : kintoneのアプリで作成したAPI Token *アクセス権は[レコード閲覧]でOK
Reflect kintone to post_type : 上記Tokenを設定したアプリのIDとWordPressのどの投稿タイプにデータを反映をしたいかを選択
上記入力が出来たら、[ Get kintone fields ] ボタンを。
Webhookの設定とカスタムフィールドのkeyの設定
kintoneへの接続が成功すると赤枠のエリアが現れます。
Webhookのアドレスが表示されるので、該当のkintoneアプリのWebhookにURLをコピペします。
この時に注意が必要なのはWordPress側のWEBサイトがSSL(https:)である必要があります。
Webhookの通知を送信する条件は、[レコードの追加] [レコードの編集] [レコードの削除]の3つです。
Webhookの設定をしたら保存をし、アプリの更新をしてください。
Select Post title : WordPressの記事タイトルに設定したい、kintoneのフィールドを選択してください。
Select Term : WordPressのタームに設定したい、kintoneのフィールドを選択してください。
Setting Custom Field : kintoneのフィールが表示されているので、WordPressに取り込みたいフィールドにWordPressのカスタムフィールドのkeyを記載してください。
設定が出来たら[save]ボタンを押して保存をしてください。
以上で設定は終わりです。
あとはkintoneの該当アプリでデータを新規作成したり、編集したり、削除をすればWebhookがWordPressに通知してくれるので、WordPressのデータが更新されます。
* 組織間のアクセス権の設定を有効にすると、Webhookは利用できなくなります。
* Webhookの通知は、1分間に60回まで送信されます。1分間に60回を超えてレコードを操作すると、61回目以降の操作ではWebhookの通知が送信されません。
https://help.cybozu.com/ja/k/user/webhook.html
一括でkintoneデータをWordPressに取り込み
既にkintoneのアプリにたくさんのデータがあると、1件、1件更新ボタンを押すのが面倒なので、一括でkintoneのデータをWordPressに取り込むことが出来ます。
[Bulk Update]ボタンを押すと該当のkintoneアプリのデータをWordPressに一括で取り込みます。
一括取り込みした後に再度[Bulk Update]ボタンを押した場合、カスタムフィールドのkintone_record_idをキーにWordPressのデータをアップデートします。
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