2020年2月1日に開催された「Okayama WordPress Meetup #5 みんなのオススメWordPressを知りたい!」で 「WordPressからPAY.JP使ったクレカ決済の情報をkintoneに保存するプラグインの紹介」のタイトルで登壇して以来の2回目の参加です。
今回は登壇はしなかったので、また機会があれば登壇したいなーと(WordPressとkinone連携の話で!)
今回の内容は「プラグインアップデートを学ぼう」で、假谷さんが「プラグインアップデートの仕組み」と、井元さんが「プラグインアップデートで気をつけていることトラブル事例紹介」のお話をしてくれました。
WordPress.org のプラグインレビューチームとセキュリティチーム がプラグインの強制アップデートを実施することがある
プラグインアップデートの仕組みのお話では、これまでに「Ninja Forms Contact Form」と「Loginizer」プラグインが強制アップデートをWordPress.org のプラグインレビューチームとセキュリティチームによって実施されたとのこと。そんなことがあったなんて全然知りませんでした。その時のやりとりはNinja Forms Contact Form のフォーラムで確認ができます。
ユーザー側は強制アップデートを拒否することはできなさそうです。
自作プラグイン(野良プラグイン)と公式のプラグインのバッティングを防げるようになった
自作のプラグインヘッダに Update URI
フィールドを追加し、URIを指定しておくと公式ディレクトリーに同スラッグでプラグインが登録された場合でも公式プラグインとのバッティングを防ぐことができるようになったようです。(WordPress5.8のバージョンから)
ドメインを使った長い名前にしておけば被ることはなさそうだけど、便利になったので嬉しい。
汎用性のある短い名前が使えそうだなーと。
専用フックを使うことで指定したサーバーのプラグインのZIPファイルをダウンロードさせることができるようになった
update_plugins_{$hostname}
フックを使うと自作プラグインの更新情報を付与して戻すことができます。
return array(
'version' => $plugin_data['Version'], // 現在のバージョン
'new_version' => $new_version, // 最新のバージョン
'package' => $package, // zipファイルパッケージのURL
);
プラグインの依存関係を設定できるようになった(WordPress6.5から)
こちらもプラグインヘッダに Requires Plugins
を追加して、カンマ区切りでプラグインのスラッグを記載すると記載されたプラグインがインストールされて有効になっていないとプラグインの有効化ができなくなるようです。
以下のように書くようです。
Requires Plugins: shop, payment-gateway
参照:https://make.wordpress.org/core/2024/03/05/introducing-plugin-dependencies-in-wordpress-6-5/
僕が公開してるプラグインのForm data to kintone は Contact form 7 のAdd-on のプラグインなので Contact form 7 が必須になります。なので、Requires Plugins
の設定は使えそうですね。
残念ながらプラグインのバージョンまではコントロールができないようです。(今後に期待!)
例えば、Contact form 7 のバージョン 5.9.3 じゃないと Form data to kintone が利用できないとかはできない。
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