WordCamp Tokyo 2023 に参加

4年ぶりオフライン開催ということで全国からお久しぶりの人たちが参加されるみたいなので、私も参加してみました。

目次

大規模言語モデルではじめる自動化 ー LLMはWordPress制作・運用をどう変えるのか?

最初のセッションは岡本 秀高さんのセッション&グループディスカッションに参加。
WordPressに書いた記事をChatGPT APIに投げて抜粋を自動で作成する活用事例を聞きました。
記事の長さにもよりますが、1記事あたり大体2,3円(あれ?20, 30円どっちだったかなぁ・・・)くらいと教えてもらいました。(また聞く機会があったら正確な料金聞いときます)

グループディスカッションでは、「ChatGPTを自分の業務にどう活用したいか?」をテーマにディスカッション。
うちのグループでは、クラシックテーマをChatGPTで構築してみる人や、ブログ記事を自動文字起こし(音声から文字にする)で文字変換したテキストをChatGPTに放り込んでブログ記事にしている人もいて、なるほどなーと。
自動文字起こしは最近ではiOSの機能が優秀と聞いたので、今度試してみようと思います。

私は公式プラグインを公開してる(Githubにも公開している)ので、そのチェンジログをGithubの差分をChatGPTに投げて自動で作成してくれると便利だなーと思ったら、もうすでにチャレンジしてる記事があるということで明日でもその記事を見てみようと思います!
多分この記事:【ChatGPT】GitHubプルリクエスト作成時に差分を要約、自動コメントする仕組みを作ってみた | DevelopersIO

環境変化の激しいWordPressのメンテナンスをどう考えるか

2つ目のセッションはこちら。
お仕事でぼちぼちのサイト数の保守をしているので、勉強のために参加。
パネラーの方々の辛いよメンテナンストークが聞けました。

  • 使ってたプラグインがいきなりサブスクモデルになって請けてる保守費用より高かった話
  • 他社が作ったWordPressサイトがfunctions.php にたくさんコード書いてて辛かったよ話
  • などなど

使うプラグインが多機能な場合、そのプラグインがメンテをやめてしまった場合、大変なので1プラグイン1機能にすることでリスクを回避する(自分で似たような機能を作ることがまだできる)という話があり、なるほどなーと思いました。

これからのWordPressテーマとの付き合い方

私はクラシックテーマでの開発が基本だったのであまりWordPressの進化に追いついてなかったのでとても勉強になりました。
まず、言葉の定義をしっかりしてくれたのがわかりやすく勉強になりました。
以下の4つに分けられるようです。(多分あってると思うんだけど)詳細は久野 晃司さんのスライドを参照して下さい。(後日公開されるようなので)

  • クラシックテーマ(テンプレートの中身がphpファイル)
  • ブロックテーマ(テンプレートの中身がhtmlファイル)
  • クラシックエディター(記事を書くエディターのこと、Classic Editorのプラグインを入れたら良い)
  • ブロックエディター(記事を書くエディターのこと。現在のWordPressのデフォルトエディター)

ブロックテーマってテンプレートファイルがhtmlになるんですね〜。知らなかったw
なので、hook wp_のPodCast?Youtubeでブロックテーマについて色々勉強ができるようなので見てみようと思います。

全体

以上が参加したセッションになります。
久しぶりのオフラインイベントということもあってか、セッション数が少なめでゆったりした感じだったなーという印象。(いつも通りならすいません。)多分お久しぶりの人も多いだろうから、ゆったりした時間を多めにしてくれたんじゃないかなーと勝手に思いつつ。
あと、スポンサーブースが多様で楽しかったです。
久しぶりにリアルでお会いした方が多く、大阪から参加してよかったなーと思いました。
みんな元気そうで何よりです!

最後に懇親会の岡本さんのLTは良かったなぁ。
あとチロルチョコ美味しかった。

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この記事を書いた人

NPO法人のHP制作(WordPress)やkintoneを使った業務システムの構築をしています。サイボウズ株式会社公認kintoneエバンジェリスト/CoderDojo西宮と梅田のチャンピオン/認定NPO法人宝塚NPOセンター理事/NPO法人SEIN理事/

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