ひょうごんNPO塾:ファンドレイジングの方法と実践 に参加!!

またまた細谷さんって何をしてる人なん?って思わそうな活動ログですが・・・
何を隠そう実は2008年から2015年の約7年間はNPO法人の役員でしかもそのうち6年くらいは代表理事をしておりました。

今はそのNPO法人からは退任をしましたが、退任した同年に宝塚市にある中間支援組織である認定NPO法人宝塚NPOセンターと堺市の中間支援組織であるNPO法人SEINの理事をご縁がありさせて頂いております。

また、2016年には一般社団法人CoderDojo Japanの設立メンバーでかつ理事をさせて頂いており、今なお非営利な分野に足を置いております。

認定NPO法人宝塚NPOセンター」と「NPO法人SEIN」については理事になってそろそろ3年が経ちそろそろ新人理事卒業です。また「一般社団法人CoderDojo Japan」は2年目に突入で、2016年、2017年とCoderDojoの大きなイベントDojoCon Japan(2016, 2017)をやり遂げました。今年のDojoCon Japan 2018は東京で開催となり、2016、2017とDojoCon Japnanの準備で埋まっていた予定が2018年には空くことに。

現場でなくて理事としてNPO法人に関わるのは初めてなので、ちょっと様子見(3年間と長かったですが)をしていましたが、そろそろ本腰入れて何かしないと理事として関わっている意味がないなと思い、今年は個人的にも前々から気になっていたファンドレイジングを頑張ろうかなと思っております。

なんとなく周りの環境も整ったのではないかなと??

今年から本腰と言いつつも、2016、2017と少額ながらクラウドファンディングもし、見事満額集めました!(小さな成功体験は大事!)

2016年 DojoCon Japanのイベントで達成率163%でクラウドファンディング大成功!

 

2017年は2016年の倍の目標額を掲げ、見事達成!

また、2012年からCoderDojo西宮/梅田を毎月開催をして、募金箱を置いて寄付を集めていました。
なので、少額ではありますが実はファンドレイジングを実践中です!

そう思っていた矢先にこちらの勉強会です。

office musubime代表 河合将生さんのお話が大変参考になりました。ありがとうございます。

イベント中の様子です。私は左奥で一生懸命お話のメモをとっておりました。靴がたくさん並んでいるのは気にしないでください。

以下、勉強会中に取っていたメモです。

目次

ファンドレイジングとは

  • ファンドレイジング = ファン度レイジング(ファン度を上げること)
    この文字のいじり方は秀逸だなと思いました(笑)
  • ファンドレイジング = 資金調達 + 支援者拡大
  • ファンドレイジング = お金の寄付 + 時間の寄付

ファンドレイジングに大事な8つのこと

  1. 団体事体の強み、魅力をはっきりさせる
    団体の魅力は、寄付者、会員に聞くと良い
  2. 社会の動向を知る
    日本は企業の寄付はアメリカと変わらないが、個人寄付になるとかなり少なくなる。
    40歳以上の人に遺産相続をNPOに寄付して良いと思ってる人は20%くらいいる。
  3. 実現したい状態、ポジショニングの明確化
  4. 成長戦略設計
  5. 個人の準備(個人FRスキルの強化、倫理遵守、社会貢献全般の理解)
  6. 組織の準備
    しっかりとした組織づくりが大事(寄付したけど、領収書がいっこうに来ないなどダメ!)
  7. ファンドレイジングのアクション
  8. 評価
    やりっぱなしではなくて評価しましょう。PDCAを回しましよう!

NPOに必要な7つの資源

人が一番需要な要素
1. 資金
2. ものや場所
3. 情報・ノウハウ
4. ネットワーク
5. 人材
6. 思い・共感
7. 時間

上記の7つのどこから関わってもらうのかをまず考える。
どこからでも良いのでその人が関わりやすいところから関係を持ってもらうのがポイント。

会員制度

寄付を増やす戦略と、会員を増やす戦略、グッズを増やす戦略などがある。

特に会員を増やす戦略では、仲間感、実利感をうまく作る
ユース会員、ジュニア会員? 会員のバリエーションを増やす
会員になるとニュースレターが貰えたり・・・など会員になると特別感を出すのも大事。
子供たちの文章や、写真などを使い、共感度を上げる。

「寄付者」より「サポーター」と書いた方が一緒にやってる感が出る。
年間120,000円より月々10,000円というように分割して書くと寄付するハードルが下がる。
マンスリーサポーターの募集方法で参考になるのがWorldVision。
┗ 実質月4000円だけど1日1xx円と記載し、寄付するハードルを下げている。

アスイクのパンフレットから
1000円は◯◯に使われます。と書く(左脳系)

多様な寄付メニュー

ファンドレイジングには攻めと守りがある。
大口寄付には足を運びお礼をするとか、特別なイベントを実施する(特別感を出す)

世界のファンドレイジングの考え方

日本は団体でファンを獲得しようと考えているけど、ヨーロッパは寄付者のストーリーを大切にし、各寄付者の声をWEBサイトとかに掲載している。日本、アメリカは団体のドヤ感で寄付を集めているがヨーロッパは寄付者の方々にフォーカスをし、寄付を集めている。
どっちが良い悪いわけではなく、それぞれに応じたファンドレイジングをしている。

その他メモ

  • 寄付集めるWEBサイトとして、ACEのWEBサイトは参考になる。
  • 寄付を人件費に使って良いかの話し。寄付者の3割くらいの人が人件費に使ってもOKだと考えているが、7割の方は寄付を人件費にあてるんはNGと考えている。

たくさんの学びがありましたので、実践に落としていきたいなと思います?

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この記事を書いた人

NPO法人のHP制作(WordPress)やkintoneを使った業務システムの構築をしています。サイボウズ株式会社公認kintoneエバンジェリスト/CoderDojo西宮と梅田のチャンピオン/認定NPO法人宝塚NPOセンター理事/NPO法人SEIN理事/

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